2025年4月8日
OneLogin ご契約の皆様
ペンティオ株式会社
IDaaS事業部
OneLogin Engineer&Support Group
平素よりお世話になっております。
ペンティオ株式会社 OneLoginサポートチームです。
米国One Identityは、2025年4月8日にOneLoginをご利用のみなさまに2025年4月26日(日本時間)にUSシャードで実施するデータベースに関するメンテナンスについてKB記事を通じてご案内を告知いたしました。本記事ではメーカーからのご案内を日本語でお伝えいたします。
このメンテナンス作業では、USシャードにおけるOneLoginのメインデータベースをAmazon Auroraに移行する作業を実施いたします。メンテナンス実施時間のうち、下記データベースに書き込みできない時間帯はデータベースが読み取り専用モードとなり、下記の事象が発生いたします。 管理者様ならびにエンドユーザー様には、メンテナンス中の影響を社内で事前の周知、ご案内をお願いできればと存じます。
なお、最新の状況は下記米国One Identity ステータスページからご確認いただけます。
Scheduled DB Maintenance Notification from OneLogin US Status
記
メンテナンス種別: 計画メンテナンス
メンテナンス影響:
メンテナンス期間中、OneLoginへのログインおよびアプリケーションへのシングルサインオンは通常通り機能いたしますので、ご安心ください。
データベースに書き込みできない時間帯に、以下の操作が完了しない見込みです。
機能障害やエラー発生の原因となる可能性があるため、以下の操作はデータベースに書き込みできない時間帯を避けてご実行ください。
管理者様への影響:
- 以下を含むすべての管理画面操作
- ユーザーの作成, 削除, 更新
- 設定の変更
- ユーザーの作成, 更新, 削除操作を実行するすべてのAPIコール
- 新規ユーザーの初回ログイン
- OneLogin Desktop, Desktop Proトレイアプリへのログイン
- OneLogin Desktop, OneLogin Desktop Proを使用したデスクトップログインおよびOneLoginポータルへのログイン、アプリケーションへのシングルサインオンは引き続き機能します
- Active DirectoryやLDAPサーバーからのディレクトリ連携
- OneLoginからアプリケーションへのユーザープロビジョニング
エンドユーザー様への影響:
- 新規ユーザーの初回ログイン
- 一度もOneLoginにログインしたことがない方
- 以下を含むOneLoginユーザープロフィールの更新
- 認証要素の追加, 削除
- パスワードの変更, リセット
- 個人用アプリケーションコネクタの追加
メンテナンス日時:
- 2025年4月26日(土曜日)午前9時30分 ~ 午後4時00分 [日本時間]
データベースに書き込みできない時間帯:
- 2025年4月26日(土曜日)午前9時30分 ~ 午後1時30分 [日本時間]
メンテナンス対象: USシャード
*EUシャードを指定してご契約された場合を除き、原則全てのお客様はUSシャードとなります。
エンドユーザー様への影響について
メンテナンス期間中、OneLoginへのログインおよびアプリケーションへのシングルサインオンは通常通り機能いたしますので、ご安心ください。上記のデータベースに書き込みできない時間帯に、エンドユーザー様はOneLoginのプロフィールページからの設定変更ができなくなり、多要素認証に使用する認証要素の追加や削除、ログインパスワードの変更やリセットに失敗いたしますことをご周知いただけますと幸いです。
補足:ディレクトリ連携およびユーザープロビジョニングについて
Active DirectoryやLDAPサーバーからのディレクトリ連携やアプリケーションへのユーザープロビジョニングなど、データベースの更新を伴うバックエンドの操作は、メンテナンス完了後、自動的にキューに入り処理されます。メンテナンス終了後にOneLoginおよび連携サービスにおけるユーザー情報の同期状況をご確認いただきますようお願いいたします。
メンテナンス影響への推奨アクション
データベースに書き込みできない時間帯は、OneLoginへの設定変更や新規ユーザーの追加とログインなどデータベースへの変更操作が失敗する予定です。メンテナンス影響への基本的な推奨事項をご案内いたします。
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メンテナンス実施中にOneLoginの設定変更やユーザー追加、パスワードの更新が必要ないよう、事前に作業を完了する
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ユーザーポリシーでパスワードの有効期限を設定している場合は、メンテナンスの実施前にOneLoginにログインしておくことで、メンテナンス実施中にパスワードの有効期限が切れるリスクを回避する
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メンテナンス終了後、メンテナンス実施中に行われたディレクトリ連携やユーザープロビジョニングが反映されているか確認する
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メンテナンス終了後、ユーザープロビジョニングを使用しているコネクタで承認待ち(Pending)になっているユーザーが存在する場合は、承認操作(Approve)を行う
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メンテナンス終了後、ユーザープロビジョニングを使用しているコネクタでプロビジョニングステータスが不明(Unknown)になっているユーザーが存在する場合は、ステータスの同期操作(Sync login)を行う
推奨アクションにつきましても、現在米国One Identityサポートに確認を行っております。上記以外にも有効なアクションがありましたら、本記事を更新しご案内させていただきます。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
One Identity サポートからのご案内について
◼︎Knowledge Base 記事
下記KB記事が2025年4月8日に掲載されました。必ずご確認をお願いいたします。
6.5 hour planned database maintenance window in the US Shard
◼︎ポップアップイメージ