2025年4月15日
OneLogin ご契約の皆様
ペンティオ株式会社
IDaaS事業部
OneLogin Engineer&Support Group
平素、お世話になっております。
ペンティオ株式会社 OneLoginサポートチームです。
2025年4月8日、米国Keeper Security社は同社が提供するパスワードマネージャーであるKeeperにおいて、ユーザープロビジョニング機能にドメインの予約申請が必要となったことを発表いたしました。
OneLoginとKeeperにてユーザープロビジョニングをご利用のお客様は、誠に恐れ入りますがKeeperサポート宛にチケットを起票し、ドメインの予約申請をお願いいたします。これは同日以前からOneLoginを通じてSCIMユーザープロビジョニングをご利用いただいておりましたお客様も対象となります。
予約申請を行わずにユーザープロビジョニングを行った場合は、プロビジョニングエラーが発生しユーザープロビジョニングに失敗いたします。そのため、対象となるお客様は必ずドメインの予約申請を実施いただきますようお願い申し上げます。
対象となるお客様
- OneLoginからKeeperへのSCIMユーザープロビジョニングを既にご利用中のお客様
- 今後、同機能をご利用予定のお客様
必要なアクション
OneLogin側で必要な手続きはございません。Keeper側で必要なお手続きをお願いいたします。
Keeper サポートへのドメイン予約申請手順
Keeper ビジネスサポートポータルにログインし、OneLoginからユーザープロビジョニングを行っているすべてのメールドメインの予約申請を行うサポートチケットの新規作成をお願いいたします。詳しい申請の方法と内容につきましては、Keeper Security社のヘルプサポート、またはKeeperをご契約中のベンダー様にご確認いただきますようお願い申し上げます。弊社では申請に関するご質問・ご相談を賜りましてもお役に立つことができません。
Keeper Security社のヘルプページに具体的なご案内が見当たりませんでしたため、日本のベンダー様がご案内されております記事をご参考まで案内いたします。
SCIM プロビジョニングにドメイン予約の申請が必要になりました (2025/04/08〜) – ITサポート by ZUNDA
*上記記事はあくまで当該ベンダー様のご契約者様向けの記事となりますため、実際にはお客様がご契約のベンダー様にお問い合わせされるなど、適宜ご配慮のほどよろしくお願い申し上げます。
ユーザープロビジョニングへの影響
Keeperにてドメインの予約申請が行われていない場合、下記のようなプロビジョニングエラーが発生しユーザープロビジョニングに失敗いたします。
User failed updating in app. Use a different email domain.
既に失敗してしまったプロビジョニングタスクについては、ドメインの予約申請が完了し、Keeper Security社により当該ドメインのSCIMプロビジョニングが利用可能な状態になりましたあと、他のエラーの場合と同様に【Retry】ボタンから再実行をお願いいたします。
参考
この変更は、米国Keeper Security社のBackend API Version 17.4における変更点(KA-6239)に基づいております。詳細につきましては、米国Keeper Security社のリリースノートをご確認ください。
謝辞
本件につきましては、Keeper Security社より突如の告知がございましたが、日本国内においてKeeperの販売およびサポートを担当されているZUNDA株式会社様より、2025年4月15日付で迅速に情報をご共有いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。