本記事では、OneLogin から Salesforce へのSCIM ユーザープロビジョニングの設定手順をご案内します。
目次
前提条件
- OneLoginのライセンスプラン が Professional または旧ライセンスプラン Unlimited のいずれかであること
- OneLoginの Super User または Account Owner 権限を持つアカウントを所有していること
- Salesforceのライセンスが Professional Edition, Enterprise Edition, Unlimited Edition, Developer Edition のいずれかであること
- Salesforceにおける管理者権限をお持ちであること
-
Salesforceで組織のドメイン設定が完了していること
設定 > 会社の設定 > 私のドメイン で予め会社のドメインを設定してください
私のドメインが設定されていないと、OneLoginポータルからアプリにアクセスすることが出来ません。
ユーザープロビジョニングの設定
1. Salesforce側の設定
- Salesforceに管理者でログインし、[設定]に移動します
- 設定 > 会社の設定 > 組織情報 > salesforce.com 組織 ID をクリップボードへコピーします
2. OneLogin側の設定
- OneLoginに管理者でログインし、[管理]をクリックします
-
Applications メニューから[Applications]を選択します
- [Add App]をクリックします
-
Salesforce と検索し、該当コネクタを選択します
- [Save]をクリックします
-
Configuration タブに移動し、Update Entitlements にチェックを入れ "Salesforce Login URL" を入力します
-
API Version から Version41 を選択し、[Enable]をクリックします
-
Salesforce をクリックします
- [許可]をクリックします
-
Access タブに移動し、割り当てたいユーザーが属するロールを選択します
-
Provisioning タブに移動し、Enable provisioning にチェックを入れ、[Save]をクリックします
- Salesforceでは、プロビジョニング連携を行う際にProfileを設定する必要があります
OneLoginでParameters > Salesforce Field > Profile をクリックします
- Edit Field Profile
ValueにSalesforce上のユーザの権限を設定します
ProfileをProvisioningの際に条件として使用するためにFlags > Include in User Provisioningにチェックを入れます
次に、[Save]をクリックします
※ この場合、全ユーザーのプロファイルがシステム管理者となります。異なるプロファイルを割り当てる場合は手順3 補足をご覧ください
ユーザープロビジョニングの設定は以上です。
ユーザープロビジョニングの動作確認
-
Users タブに移動し、対象ユーザーの Provisioning State が Provisioned に変化したことを確認します
ユーザープロビジョニングの動作確認は以上です。
ユーザープロビジョニングの無効化
- OneLoginに管理者でログインし、[管理]をクリックします
-
Applications メニューから[Applications]を選択します
- ご利用中の Salesforce を検索し、該当コネクタを選択します
-
Provisioning タブに移動し、Enable provisioning のチェックを外し、[Save]をクリックします
ユーザープロビジョニングの無効化は以上です。
補足
1. Profileの手動変更
例)山本太郎というユーザのProfileを 標準ユーザ から システム管理者 に変更します
- OneLogin上の山本 太郎のProfile:システム管理者
- Salesforce上の山本 太郎のProfile:システム管理者
- Profileを手動で変更するため、OneLoginのアプリ管理画面でUsers > 太郎 山本 をクリックします
- Profileを システム管理者 から 標準ユーザ に変更し、[Save]をクリックします
- Profileが変更されたことを確認するために、
OneLoginのアプリ管理画面でUsers > 太郎 山本 をクリックします
- Profileが 標準ユーザ に設定されており、手動で上書きしたことを示すアラートが表示されていることを確認します
- Salesforce上の山本 太郎 のProfileが標準ユーザに変更されていることを確認します
以上で、Profileを手動での変更は完了です
2. RulesによるProfileの自動更新
複数のユーザーに異なるProfileを割り当てる場合は、Ruleを用います。例えば、標準ユーザというロールに所属している山本太郎というユーザをAccessタブから追加しプロビジョニングすると、山本太郎はParametersの内容に従いシステム管理者としてSalesforce側に作成されます。
- Parameters > Profileが システム管理者 と設定されていることがわかります
- OneLogin上で山本太郎がProvisioning StateがProvisionedなので、プロビジョニングされていることがわかります
- 山本太郎のProfileがシステム管理者としてプロビジョニングされていることがわかります
- Salesforce内のユーザに関する最新情報を取得するために、Provisioning > Entitlementsの Refresh をクリックします
- Ruleを作成するために、Rules > Add Ruleをクリックします
- New mappingというポップアップが表示されますので、項目設定します
・Name:Ruleの名前をつけます(例:標準ユーザ)
・Conditionsを設定します。
ConditionsとはRuleをどのユーザーに割り当てるのかをRoleやEmailを用いて設定する項目です
例えば、標準ユーザというRoleのユーザーに割り当てる場合は、 Roles include 標準ユーザ と設定します
*Conditionsを設定しない場合は全ユーザーにRuleが適用されます
- Actionsを設定します
ActionsとはRuleを適用させるユーザーをどのようにプロビジョニングするかを設定する項目です
例えば、Salesforce上にProfileが標準ユーザであるユーザーを追加する場合は、Set Profile in Salesforce From Existing 標準ユーザと設定します
- 設定が完了したら、[Save]をクリックします
- Ruleが作成されたことを確認します
以上でRuleの作成は完了です
- Users > More Actions > [Reapply entitlement mappings]をクリックします
-
山本 太郎というユーザーのProfileが 標準ユーザ に変更されたことを確認します
- Salesforce上の山本 太郎 というユーザーのProfileが 標準ユーザ に変更されたことを確認します
以上で、Ruleの設定は完了です