本記事では現在お客様のOneLogin環境で利用されているOffice 365コネクタのバージョンを確認するための手順をご案内いたします。コネクタアップグレードなどの対応が必要かどうか、是非お手元でご確認ください。
必要なもの
- 下記権限のうちいずれかを持つOneLogin管理者アカウント
- Super User
- Account Owner
- Office 365 コネクタの管理を委任されたアプリケーション管理者(Application Admin)
確認手順
- OneLoginに管理者としてログインします
- 管理コンソール から Applications > Applications メニューを開きます
- 利用中のアプリケーション一覧から Office 365 コネクタを検索します
*コネクタには任意の名称を設定できるため、お客様環境によっては Office 365 という名称ではない可能性もございます - WS-Federation with SAML 1.1 となっている現在利用中の Office 365 コネクタをクリックします
- コネクタ詳細画面が開いたら、画面左上の下記赤枠内にかかれているコネクタ名称を確認します
■ Office 365 V2 コネクタ(最新のコネクタ)
■ Office 365(deprecated) コネクタ(2017年頃までサポートされていたコネクタ) - コネクタ名称別のバージョンは下記のとおりです
・Office 365 V2 → 最新のコネクタ
・Office 365(deprecated) → 2020年12月17日に一部廃止となる古いコネクタ
以上の手順により、現在ご利用中のOffice 365コネクタバージョンが確認できました。
万が一 Office 365(deprecated) と表示されるコネクタを現在もシングルサインオン・ユーザープロビジョニング連携に利用されているお客様がいらっしゃいましたら、弊社サポートまで必ずご連絡ください。コネクタアップグレード手順は下記記事にてご案内しております。
Office 365(deprecated) から Office 365 V2 へアップグレードする方法
弊社エンジニアによるコネクタアップグレード代行をご希望のお客様はサポートへご連絡頂く際、その旨もご相談ください。プロフェッショナルサービスのお見積りと作業時期についてご相談させていただきます。