OneLogin Vigilance AI™ とは、クラウドIDaaSサービスである OneLogin が利用者のみなさんのアカウントに対するログインがどの程度のリスクかを瞬時にスコアリングし、SmartFactorと連携して不正なユーザーによるログイン試行からお客様を守るために利用される脅威判定AIエンジンです。
人工知能と機械学習を活用したVigilance AI では、OneLogin自身とサードパーティのから集めた大量のデータを分析して、様々なリスクや異常を特定し、ユーザーとクラウドサービスに迫る脅威に対抗します。具体的には、ユーザーとエンティティの動作分析(UEBA)を利用して、一般的なユーザーの動作のプロファイルを作成し、異常を特定してリアルタイムでリスクを防ぎ、高度な脅威防御を実現します。
これによりエンドユーザーのログインを管理者が常に検証・モニタリングする必要はなくなり、リスクの高いログイン試行が行われたときには自動的にMFA(多要素認証)を要求し、非常にリスクが高いときにはログインを拒否することでアクセス侵害を未然に防止します。
Vigilance AI を利用するとどうなるの?
Vigilance AI を利用すると、ユーザー、デバイス、ネットワーク、地理的情報などの複数のエンティティやコンテキスト情報をもとにユーザーのログインにどれだけのリスクが潜んでいるかを0点から100点のリスクスコアとして評価します。
そのうえで管理者が定めたしきい値に基づき、
- ユーザーのログインを許可する
- 追加の多要素認証(MFA)を要求し、認証できたらログインを許可する
- 認証を拒否する
という3つのパターンに認証を制御します。
これにより管理者はエンドユーザーが不正なアクセス侵害を受けるリスクを低減させつつ、エンドユーザーに対して毎回多要素認証を要求しないで済みリスクと利便性を両立できます。
Vigilance AI によるリスクベース認証を利用するには?
Vigilance AI を活用したOneLoginのリスクベース認証をご利用いただくためには、
のいずれかをご契約ください。
OneLogin ご契約者の方のお問い合わせ先
ペンティオからOneLoginをご契約者頂いているお客様からの上記オプション機能に関する無料トライアル、お見積りのご相談はサポートリクエストまたは担当セールスまでご連絡ください。
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