本記事では、OneLogin で WebAuthn(Web Authentication API)を多要素認証(MFA)として利用するためのユーザーポリシーの設定手順をご案内します。管理者権限でWebAuthnを有効化し、ユーザーポリシーでOTP認証を設定。個別またはグループ単位でポリシーを割り当て、CSVやMapping機能でユーザーをグループに割り当てる方法もご説明します。
OneLogin のWebAuthnでは、エンドユーザーがパスワードに代わる認証要素として、指紋や顔認証などの生体認証やセキュリティキーを自由に選択することが可能です。
前提条件
- OneLoginのライセンスプラン が SSO, Advanced, Professional または旧ライセンスプラン Starter, Enterprise, Unlimited のいずれかであること
- OneLoginの Super User または Account Owner 権限を持つアカウントを所有していること
目次
1. WebAuthnを認証要素に追加
WebAuthnに関するユーザーポリシーの設定により、ユーザーにOTP認証を適用させることができます。
- OneLoginに管理者でログインし、管理 を開きます
- Security > Authentication Factors を開きます
- [New Auth Factor]をクリックします
-
WebAuthn の[Choose]をクリックします
- [Save]をクリックします
WebAuthnの追加は以上です。
2. ユーザーポリシーの作成
WebAuthnを設定後、WebAuthnを実際にユーザーへ適用させる為にPolicyを設定します
- Security > Policies を開きます
- 画面右上の[New User Policy]をクリックします
- 任意のポリシー名を入力します
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MFA タブに移動し、Require MFA と WebAuthn にチェックを入れます
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また、同じページの下部にある Enforcement Settings の欄にある OTP required for を All users にすることにより、このポリシーを適用するユーザー全員にOTP認証を要求することができます
(補足)Unknown Browserについて
Enforcement Settings内の項目 OTP required at には、 At every login だけでなく、 Unknown Browser という選択肢があります。これを設定すると、一度OneLoginにサインインしたブラウザに対して、OTP認証が要求されなくなります
Unknown Browserを設定する場合、Security cookie expirationの項目に登録した日からの有効日数を入力してください。これにより、指定した日数だけOTP認証が要求されなくなります
OTP認証をログインごとに要求する必要がない場合、この設定をすることによりOTP認証を指定期間(画像では30日間)だけスキップすることが可能です
Unknown Browser を設定後に未使用のブラウザーでサインインした場合、次のようなメッセージが表示されます
[ユーザー情報を保存]をクリックすることによりOTP認証スキップが指定した日数だけ適用されますEnforcement settingsの設定は以上です。
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Account Recovery タブに移動し、 WebAuthn にチェックを入れ、[Save]をクリックします
ユーザーポリシーの作成は以上です。
3. ユーザーポリシーの適用
最後に、WebAuthnのポリシーをユーザーに割り当てます
少数に対してポリシーを適用したい場合は個人に直接割り当てる方法を、グループ単位で一括でポリシーを適用したい場合はグループにポリシーを割り当てる方法を利用することを推奨します
ユーザー単位でのポリシー適用
一人ずつポリシーを割り当てたい場合、こちらをご確認ください
- Users > Users を開きます
-
ポリシーを適用したいユーザーを選択します
-
画面左側にあるサイドバーの Authentication タブをクリックします
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Authentication タブに移動し、User security policy > ユーザーポリシーの作成 で作成したポリシー を選択し、[Save User]をクリックします
グループ単位でのポリシー適用
グループを使って割り当てたい場合は、こちらをご確認ください
- Users > Groups を開きます
-
[New Group]より新しいポリシーグループを作成します
- 任意のグループ名を入力します
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Security policy を先ほど追加したpolicy(画像ではWebAuhn)にして、右上の[Save]をクリックします
ユーザーポリシーの適用は以上です。
4. グループへのユーザー割り当て
注: 上記でユーザーにポリシーを直接割り当てた場合、この設定は不要です。
グループへユーザーを割り当てる2つの方法をご説明します。手動で一斉に割り当てる場合はcsvによる割り当て方法、ユーザーパラメータを利用して自動的に割り当てる場合はMappingによる割り当て方法を推奨します。
CSVファイルによるグループ割り当て
- More Actions > Import users を選択します
- [⤓ CSVテンプレートをダウンロードする]をクリックし、CSVファイルをダウンロードします
- グループに追加したいユーザーと、groupの列に先ほど作成したユーザーグループ(画像では新しいグループ)を入力します
- [⤒ Upload File]をクリックし、編集したCSVファイルをアップロードします
マッピングによるグループ割り当て
OneLoginのMapping機能を使うと、指定の条件を持ったユーザーを自動的にグループへ追加することが可能になります(Mappingでは、ポリシーを直接ユーザーに追加することができません)。その使い方の例をご紹介します。
- Users > Mappings を開きます
-
[New Mapping]をクリックします
- 任意の Conditions と Actions を設定します
例)以下の通りに設定した場合、Departmentが営業部のユーザーに対し、WebAuthnが適用されます。
グループへのユーザー割り当ては以上です。