本記事は、OneLoginのSmartFactor Authenticationパッケージに含まれるSmart MFA(旧Adaptive Authentication)を使い、リスクベース認証を設定する方法をご案内します。Smart MFAは機械学習エンジンでリスクスコアを算出し、認証要素数を調整。管理画面でリスクスコア確認後、ユーザーポリシーに設定し、リスクレベルに応じてOTP認証の頻度を制御できます。

Smart MFA は、OneLoginが開発した機械学習エンジン Vigilance AI: コンテキスト認識型のセキュリティ を活用し、場所、端末、ユーザーの行動などの幅広い情報を分析することでリスクスコアを算出し、ログイン試行ごとに最も適切なセキュリティアクションを決定します。検知されたリスクレベルに応じて、ログインに必要な認証要素の数を調整します。
*本機能をご利用いただくには、SmartFactor Authenticationパッケージ または Adaptive Authenticationオプションのご契約が必要です。オプション価格につきましては、OneLogin 価格ページ をご覧ください。
リスクスコアの確認
Smart Accessを既に有効化しているユーザーについては、ログインイベントのリスクスコアを Activity > Events から確認することができます(有効化されていない場合、こちらの章はスキップしていただいて構いません)
Smart MFAをユーザーポリシーに設定される前に、この手順により今までのログインイベントのリスクスコアを確かめておくことを推奨いたします
- OneLoginに管理者でログインし、管理 を開きます
- Activity > Events を開きます
- -- any event -- > User logged into onelogin を選択し、イベントの履歴を絞り込みます
- 任意のログインイベントを選択します
- ログインイベントの詳細を確認します
リスクスコアの確認は以上です。
Smart MFAの有効化
- Security > Policies を開きます
- 対象のユーザーポリシーを選択します
(新しく作成する場合は、New User Policyから新しいユーザーポリシーを作成します)
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MFA タブに移動し、Smart MFA > Suppress if risk is equal to or less than にチェックを入れます
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以下の5段階のRisk levelから任意の閾値を選択し、[Save]をクリックします
リスクレベル リスクスコア 説明 Minimal 0〜4 リスク許容度を最小限に抑えたい場合、こちらを選択してください。ほぼ全てのログイン試行において、多要素認証(MFA)を要求することにより、組織に最も強固なセキュリティを提供します。 Low 5〜25 組織のリスク許容度を低く設定したい場合は、こちらを選択してください。過半数のログイン試行において、多要素認証(MFA)を要求します。 Medium 26〜50 セキュリティとユーザー体験の最適なバランスを実現したい場合、こちらを選択してください。ユーザーが、毎日同一の時間帯および場所からログインするなど、予測可能かつ安全な行動パターンを示す場合、多要素認証(MFA)は要求されません。 High 51〜75 セキュリティよりもユーザー体験を優先したい場合、こちらを選択してください。通常、ユーザーが不審なログイン行動を示さない限り、多要素認証(MFA)が要求されることはありません。 Very High 76〜100 極めて高いリスクを受け入れる場合、こちらを選択してください。セキュリティを犠牲にしてユーザー体験を最大限に高めます。ユーザーには、極めて異常なログイン試行が行われた場合にのみ、多要素認証(MFA)が要求されます。
Smart MFAの有効化は以上です。