2018年7月1日
OneLoginから2018年4月にOneLogin Desktop 3.0 for Macがリリースされました。
このページでは、新しくリリースされたOneLogin Desktop 3.0 for Macの概要と、2からの変更点をご案内致します。
目次:
■ OneLogin Desktop 3.0 for Mac概要
1. OneLogin Desktop 3.0 for Mac概要
2. 新機能 AppとSilent Installerについて
3. 【管理者向け】OneLogin Desktop 利用設定
1. OneLogin Desktop 3.0 for Mac概要
OneLogin Desktopとは、OneLoginアカウント(ユーザー名とパスワード)を利用して端末にログインできる機能です。一度OneLoginアカウントで端末にログインした後は、ブラウザで再度ログインすることなくOneLoginポータルも利用することができます。
3.0から、新機能としてTray AppとSilent Installerが追加され、アンインストーラーによるアンインストールに対応しました。以下は、version2との機能比較表です。
〜 OneLogin Desktop 2.0と3.0の機能比較表 〜
対応OSやご利用環境、インストールの詳しい手順については、OneLogin Desktop 3.0 Full for Macインストールガイドをご覧ください。
2. 新機能 Tray AppとSilent Installerについて
【Tray App】
Tray Appとは、OneLogin Desktop version3 をインストールした端末で利用できるアプリケーションです。
端末のデスクトップ右上にアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックして「Generate certificate」をクリックすると、ユーザー自身が証明書を生成することができます。
【Silent Installer】
サードパーティーMDMソリューションを利用して、Silent Installerスクリプトを走らせることで、OneLogin Desktopのパッケージファイルをユーザーの端末に入れることができます。
これにより、管理者はOneLogin Desktopを遠隔でインストールすることもでき、ユーザー自身は操作することなく利用することができるようになります。
3. 【管理者向け】 OneLogin Desktop 利用設定
3-1. OneLoginに管理者でログインします。
3-2. Devices > OneLogin Desktopを開き、Macのタブを表示します。
3-3. ①Enable OneLogin Desktop Service For Macのトグルをクリックし、表示が緑に変われば設定完了です。
3-4. ③Enable DownloadをONにすると、ユーザー自身がプロフィールページからインストーラーをダウンロードすることができるようになります。
3-5. (オプション設定)Users > Policiesから、OneLogin Desktopを利用するユーザーが使用するポリシーを選択します。
ポリシー設定で、Sign Inタブ > Trusted Devices > 「Don't require browser login for trusted devices」にチェックを入れると、端末ログイン後にブラウザでOneLoginへのログインを不要にする設定ができます。
注釈:OneLogin Desktop for Mac version3の正式名称は、「OneLogin Desktop 3.0 Full for Mac」です。